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発達共助連の定期的活動の2本柱がデイキャンプとこの月例会(学習会)です。
<子供たちの心身の不適応>に関して、様々な角度から勉強し意見を交換します。セラピスト、カウンセラー、学生を中心とするディベロップメンタル・サポーターに実際に課題に直面している家族も加わり、それぞれの立場から発言します。 毎月1回原則として第二金曜日ないし第四金曜日の夜、それぞれの専門家ないし体験者を招いて、開催しています。 勉強会の後には、懇親会を持ち連員相互の話し合いの場を持っています。(4月は総会、8月はサマーキャンプ、12月は忘年会で代替) |
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過去4年ほどの月例会に関するレポートです。毎月毎に内容及び参加の感想を記しています。月例会の雰囲気、中身がお分かりいただけると思います。ご覧になりたい月をクリックして下さい。 |
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◆2002年6月例会 |
日時:6月21日(金) PM 7:00〜9:00 場所:杉並区産業商工会館 テーマ:「発達がちょっと気になる子どもの理解のために・1-固有覚と触覚」講師:木村 順さん(うめだあけぼの学園作業療法士、淑徳大学・上智大学社会福祉専門学校講師) <内容>講師の事前レターから |
<6月例会に出席して-聴講報告>6月21日に開催されました6月月例会「発達が気になる子供の理解のために」を聴講させていただきました。 |
◆2002年5月例会 |
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場所:杉並区阿佐ヶ谷区民センター テーマ:「私がアメリカ留学から得たもの」講師:長谷川 菜菜さん(家族連員の子弟) <内容>講師の事前レターから |
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<5月例会に出席して・1>子どもと同じ学校の先輩、そして共助連の先輩でもある長谷川菜菜さんのお話を伺えるのを楽しみにして例会に行きました。 |
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<5月例会に出席して・2>このところ、共助連の活動からちょっと離れておりました私ですが、5月月例会で長谷川菜菜ちゃんが話をしてくださると知り、何が何でもと、張り切って参加しました。 |
◆2002年3月例会 |
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場所:杉並区産業商工会館 参加者/43名 テーマ:「私の子育て奮闘記」講師:杉谷 邦子さん(DS連員・杉谷開君のお母様)
<内容>共助連のDSとして、杉谷開さんは、子供たちがその参加・到着を文字通り首を長くして待つほど共助連の野外活動に欠かせない存在となています。26歳の彼は、、LDやアスペルガーなどの理解を得るには、ほど遠い時代を経てきました。その、杉谷開さんの母親として、苦難をのり越えてこられた体験を「子育て奮闘記」の形で伺いました。た。以下は、事前に講師が今回の内容について書かれた文章です。「昨年の秋、Kは26歳にして初めてアスペルガー症候群との診断を得た。子供時代、私がつい「健常児の親」をやってしまうとKの発達は後退し、「障害児の親」にたち返るとKとの間に豊かな世界が開け、Kは伸びていった。子供が軽い発達障害を持っていても診断がつかず、受け皿も無いそんな時代だった。発達を促す目的で私ががむしゃらにくり出したkへの働きかけ、その適不適を皆さんと共にふり返ってみたい。」 |
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3月29日共助連の講演会で杉谷さんの話を伺いました。開君の成育に関して、2時間も超えるお話しをして下さったことに感謝しています。「親子でいくつもの山を乗り越えてきたんだな。お母さんはすごいバイタリティーだな。」と思いました。杉谷さんが自分の経験を踏まえて最後に話したこと、今でも強く心に残っています。「誰だって、そのひとを知ろうとしたとき、手がかりはある。つながろうとする努力さえあれば、自分が伝えたいことも必ずわかってもらえる。その人に合った分かり方を発見していけば。」 |
◆2002年2月例会 |
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場所:杉並区高井戸地域区民センター 参加者/57名 テーマ:「大蔵太郎物語―チーム医療・共助連を問う―」講師:伊澤正雄さん |
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LDの息子を抱えた我が家族が、伊澤先生と出会い、そして共助連と関わりだしたのは息子が13才のときからで、足かけ7年となる。 |
◆2002年1月例会 |
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場所:世田谷区砧図書館地下会議室 参加者:33名 テーマ:「スクールカウンセリングの現場から」講師:小野 翠さん(世田谷区スクールカウンセラー、狛江障害者団体連絡協議会運営) |
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<1月例会に出席して>
寒風吹き荒れる中、25日に砧図書館地下において1月の月例会がおこなわれました。講師は小野 翠先生で、アタシとしてはとても興味深いスクールカウンセリングのお話をして下さいました。 |
◆2001年11月例会 |
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日時:11月24日(土)PM2:30〜PM4:30 場所:杉並産業商工会館 テーマ:「思春期、青年期の心と体の発達とその対応」講師:畔上 理佐さん(国立大蔵病院カウンセラー、臨床心理士、発達共助連理事)
<内容>(講師のレターから) |
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<11月例会に出席して>
11月月例会「思春期の対応」は、「あなたの思春期はどんなものでしたか」「思春期にどんなイメージをもっていますか?」との問いかけから始まった。 ッセージが込められていたように思う。1つは、「思春期」に一般傾向はあるものの、実際には人様々であるという気づきを得ること。もう1つは、個別的な体験であっても、それを思い出し、振り返ることで、「思春期」にある人に向かう時に、何かのヒントになるというメッセージである。 |
◆2001年10月例会 |
日時:10月27日(土)PM7:00〜9:00ごろ 場所:阿佐ヶ谷区民センター 参加者:24名 テーマ:「LD児への読み書き指導事例」講師:奥村朋江さん(発達共助連理事・カウンセラ、国立大蔵病院成育心理外来カウンセラ) |
<10月例会に出席して> 月末の夜は、主人がいないことも多く、“今回も行けないかしら”と思っていたのですが、なんとか息子を預けることができて、参加させていただきました。奥村先生には息子が5才の時からご指導いただいており、今回のお話しも興味深くお聞きしました。 |
◆2001年9月例会 |
日時:9月21日(金)PM7:00〜9:15 場所:阿佐ヶ谷区民センター 参加者:22名 テーマ:「発達障害をもつ人の普通の生活をめざして」講師:森佐登子さん(「泉の会」※事務局、YMCAトライアングルクラス相談員) |
<9月例会に出席して> 泉の会・森佐登子さんのお話を聞いて森佐登子さんは、3人の子供さんをお持ちです。それどれ障害を持っており、児童相談所で現状を話されても、「もう少し様子をみましょう」とか「まま母、まま子」目でしか見てもらえずにいたということです。 この通信をご覧になっている多くの方々には、このような経験があるのではないかと思います。私もそのひとりです。私の知人数名には、成人しても社会に出ていけず「家で時間を過ごしている」ということを常々聞かされていました。 そのようなことがあるのかと思っていたのですが、我が子に障害があることが解り、7年が経過したのですが、義務教育の終了を目前にしてこのあとにはどのようになるのだろうという不安を抱いていたこの頃でした。失業者数の報告があるたびに増加しているというこの世の中で障害者はどのようにしていけばいいのでしょう。 ・一定の就業者数を持つ事業所には障害者枠があります(障害者手帳を取得している 場合) そういえばそんなものがあった。 ・職業訓練が必要であれば職業リハビリテーションを受けることが出来る。 (障害者手帳を取得していれば安くあがる) ・自立支援が必要であれば、法律で制度化せれている。 森さん達の活動には法律を学び、理解することから、沢山のことがわかり支援しているということです。 それにはまず、「うちの子は知的障害があります」と児童相談所へ行くこと、次に「愛の手帳」の取得(サービスを受けることに大きな違いができる)をすることこのようなお話を伺いましたので私は、動き始めたところです。 森さんのプロフィールにもありましたが、「障害があっても充実した楽しい人生を過ごす」まさにその通りです。そう願っています。同性として森さんは、とても魅力的な方でした。 (記:渡辺久美子) |
◆2001年7月例会 |
日時:7月21日(土) PM7:00〜9:30 会場:阿佐ヶ谷区民センター 参加者:23名 テーマ:「小さな学校の大きな冒険〜宮澤学園高等部湘南校の実践〜」
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<7月例会に出席して> 宮沢学園の湘南校は、現在180名で約7割が不登校、1割〜2割がLD、1割が、軽い知的障害の子供達だそうです。 1学年1クラス制でお互いを理解し尊重し会える人間関係を作ることを目的として、全員担任制で生徒を複数の眼で見る生徒が話しやすい先生を選べるようになっているようです。 豊かな自然環境の中で本物に触れることを目的として、農業、陶芸、美術館巡りや、大工さん、漫画家などいろいろな分野の本職の方を招いての体験学習が多く取り入られているようです。 3泊4日の北海道スクーリングでは、ジャガイモ、トウモロコシの植え付けや木工、乗馬、カヌー、つりなど自炊しながらの体験学習。 国際交流プログラムとして、サイパンに一週間のホームステイ、アメリカで10日間イルカと触れ合うエコキャンプなど希望者が参加できるようです。また、授業では、少人数制のチームティーチングやテーマや内容によって授業時間を長くとってより深い学習を行っているようです。 高校は義務教育ではないので、できるだけ子供に合った所を選んで上げたいと思ってました。社会に出る前の自由で楽しい学校生活を送りながら友達を作り、いろいろな体験をして、自分に自信をつけていってほしいと思います。 宮沢学園の説明を聞いて常々こんな学校があればいいのにと思い描いていたようなお話しでした。卒業後も就職がうまく行かなくなったときや、再就職したいときにもサポートして頂けるとの事でした。このような学校があるということが、これから先のことを考える時にとても希望がもてる気がしました。 (記:福室春美) |
◆2001年6月例会 |
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日時:6月22日(金)PM7:00〜9:30 参加者:35名 テーマ:「自閉症の療育」講師:武藤直子さん(全国療育相談センター・スーパーバイザー、親子相談センター代表 |
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<6月例会に出席して> 今回のお話は、今月から小学校の心障学級の介助をする事になった私のためにあるような話しでした。 自閉症をより深く理解することでひいては、今その子に何が必要なのかということがわかるのだと思いました。とくに問題行動が、起きたときについついその行動だけをとって「やめなさい」と言いがちなところがあります。 そんな時こそ、そのもとになっている要因を探し対処する事が大切なのだという基本的なことから考えさせられました。 子供ととても身近な私たちからそういう基本的な事を理解していかないといけないと思いました。 (DS連員/渡嘉敷唯之・記) |
◆2001年5月例会 |
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・場所:阿佐ヶ谷区民センター ・テーマ:「教育生活38年を終えて」<講師>山崎 靖雄さん(旧世田谷区立砧中学校校長) <5月例会報告> |
◆2001年3月例会 |
・日時:3月23日(金)PM7:00〜9:00 ・場所:阿佐ヶ谷区民センター ・参加者:26名 ・テーマ:「長男と歩んだ10数年の総括」<講師>原 悦子さん(発達共助連連員) |
<2001年3月例会に出席して>
原さんからの講演は、4度目になりました。私も4回聞けた一人となります。私達家族が共助連に入ってから早、9年弱です。初めの頃は大蔵病院で伊澤先生のカウンセルを受けるたびに「原さんや渡辺さんのところの話を聞くのが一番。」と言われてました。チャンスがあれば原さんの子育て論を参考にしたいと思っていました。ですがようやくわかったことは、子育て論ではなく、原さんという人間性を学ぶことだったようです。 |
◆2001年2月例会 |
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・日時:2月23日(金)PM7:00〜9:00・テーマ:通級指導学級での取り組み<講師>月森 久江さん(杉並区立中瀬中学校教諭) |
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<2001年2月例会に出席して>
2月22日に行われた共助連の講演を、共助連会員の方の紹介で聞く機会がありました。 |
◆2001年1月例会 |
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・日時:1月26日(金)PM7:00〜9:00 ・場所:阿佐ヶ谷区民センター ・テーマ:〈透明な存在〉への道程(2)−神戸「酒鬼薔薇」事件後の子供を見る眼−
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友人からの誘いをうけて、今回始めて参加しました。とても緊張して行ったのですが、まわりの人々の雰囲気がとてもアットホ-ムなかんじで、また先生もとてもおもしろいので、話をたのしんで聞くことができたと思います。私は、大学で心理学を学んでいるので興味深くきくことができ、特にバ-チヤルリアリテイの話のなかでデイズニ-ランドが人間の心理を考えてうまくつくられているということをきいて、とても納得し、同時におどろきました。また参加することができればと思います。 2001年1月例会に出席して>感想1 今回のお話はとても興味が持てました。特にこの事件が起きた背景について、須磨ニュ-タウンというつくられた場所の影響があるのではないかというところです。空間が人間の価値観に影響を及ぼすということを知り、おもしろいと思いました。私も知らないうちに何らかの影響を受けているのかなあと考えました。さらに先生から、今の教育現場の話しを聞くことができ、現代の子どもの演技性などとても考えさせられました。また、こういった貴重なお話しを聞きたいです。(榎沢)(石田) |
◆00年11月例会 |
・日時:11月25日(土) PM7:00〜9:00 ・場所:世田谷区砧図書館 ・テーマ:透明な存在〉への道(1)「子どもと大人-今の時点で関係を捉え直す」<講師>東 宏行さん(海老名市教育相談担当、臨床教育専門) <内容>(講師のレターから) |
<11月例会に出席して> 11月25日世田谷砧図書館にて、東宏行氏による発表がありました。「酒鬼薔薇事件」を中心とした多くの少年犯罪の事例を取り上げ、犯行に至るまでの子どもたち自身の心の経緯を詳しくお話してくださいました。 |
◆00年10月例会 |
・日時:10月27日(金) PM7:00〜9:00 ・場所:世田谷区砧図書館 ・テーマ:「共助連草創期のDSとして今語りたいこと」<講師> 出口 康雄さん(旧姓・桜井さん)(発達共助連草創期のDS) <内容>(講師のレターから) |
<10月例会に出席して> この日の例会では学生時代に3年間DSをしておられた出口氏がご自身のDSやディキャンプなどの活動経験を踏まえた報告をしてくださいました。 |
◆00年9月例会 |
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・日時:9月22日(金) PM7:00〜9:30 ・場所:世田谷区砧図書館会議室 ・参加者:26名 ・テーマ:「不登校の我が子と歩んだ4年間-父親の立場から」<内容>4年前から、当時小3のご長男が不登校になった松下さん。そのお子さまは、中学生になった今、学校も部活も皆勤賞とのこと。その松下さんが、大蔵病院そして発達共助連と出会い、お母さんは毎日のようにFAXでお子さまの様子を専任セラピストに伝え、お父さんは3回ほど行われたロールプレイには皆勤され、月例会も仕事の都合をつけ可能な限り出席されました。そのご両親の願いに答えるかのように、今では元気な姿を学校に表しています。 <講師> 松下 久さん(発達共助連家族連員) 今回の月例会は、父親の立場からの発表でした。そこで1枚のプリントが渡されたのですが、兄弟の不登校になった頃から現在に至るまでの学校の状況や担任の先生、出席率までしっかりまとめて記録されていました。 |
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◆00年7月例会 |
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・日時:6月23日(金) PM7:00〜9:30 ・場所:杉並区立阿佐ヶ谷地域区民センター ・参加者:26名 ・テーマ:「どの子も善くなろうとしている」<内容>群馬県北部の山中にある白根開善学校は、小、中、高12年間一貫教育をめざし、「人は皆善くなろうとしている」という教育理念に基づき学校長本吉先生はじめ教職員が、子供達と寝食を共にして山の生活を送っています。 <講師>本吉 修二さん(白根開善学校(群馬県)校長) <7月例会に出席して> 本吉修二氏は群馬県の白根山に白根開善学校を設立。校長として、子どもたちと寝食をともにして、山の生活を送っておられます。氏の穏やかな語り口の中に学校を設立し、運営している実践者としての確固たる信念が漲っていました。これまで「ダメだ、ダメだ」といいつくされてきた子どもでも「みんな善くなろうとしている。」と、愛情いっぱいの言葉がとても新鮮でした。 |
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◆00年6月 月例会 |
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・日時:6月23日(金) PM7:00〜9:30 ・場所:杉並産業会館 ・参加者:28名 ・テーマ「我が子の社会人としての出発に感謝」<内容>多摩連の伊藤たえ子さんの息子さんR君は、この春18才になり、南大沢養護学校産業技術科を卒業して日野市内にある企業に就職されました。亮君が中学生の時に教育相談所に通い出し、LDということをご両親が認識した事で子への理解が始まり、発達共助連に参加、生活が変わっていったそうです。今回、生い立ち、高校受験、就職それらの時間の経過を追いながら一区切りの今をふり返り、新たな課題のスタートの基礎として話を聞かせて下さいました。 <講師> 伊藤 たえ子さん |
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2000年6月例会の模様 | ||||||||
2000年6月例会の模様 | ||||||||
<5月例会に出席して>久しぶりの勉強会でした。遅れて着いたこともあり、ドアを開ける手が震えてしまいました。伊藤さんのお話しが途中からになってしまったのですが、興味深く聞くことができました。 |
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◆00年5月 月例会 |
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・日時:5月26日(金) PM7:00〜9:30 ・場所:杉並区民センター ・参加者:33名 ・テーマ「T.M君との2年間」 |
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2000年5月例会の模様 |
<講師> 藤本 昌樹さん(発達共助連DS・OB/東京成徳大学助手)
<5月例会に出席して>藤本さんはT.M.君以外にも、以前家庭教師をされており、DSのベテラン中のベテラン(?)。セラピストのアドバイスを頂きながら独自の方法や工夫を織り交ぜて時には細やかに、時には大胆にT.M.君と2年間余りを共にしてこられました。 |
◆00年3月 月例会 |
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・日時 /3月10日(金) PM7:00〜9:30 ・場所:世田谷区砧図書館会議室 ・テーマ「親は脇役、子供が主役」 <講師> 加藤 啓さん(日本心理学会認定心理士・彰栄保育福祉専門学校講師) <3月例会に出席して> |
◆00年2月 月例会 |
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・日時/2月25日(金)19:00〜20:00 ・場所:阿佐ヶ谷区民センター 参加者:26名 ・テーマ「マカトンサインとシンボルの効用」<内容>マカトンサインは子供達の心を開かせ、シンボルは文字や言葉の代わりを果たし、認識を深めていくそうです。 |
◆00年1月 月例会 |
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・日時/2000年1月21日(金) PM7:00〜9:00 参加者20名 ・場所/世田谷区砧図書館会議室 ・テーマ/「人間の交流(コミュニケーション)における快」<内容>2000年最初の月例会は、日本レクリェーション協会の関口先生のリードによって、簡単なレクリェーションゲームを楽しみました。 <講師>関口 毅 先生(日本レクリェーション協会公認レクリェーションインストラクター) 今回は「人間の交流(コミュニケイション)における快」のテ−マで、レクリエイションとは?からあそび、娯楽について、そしてコミュニケイションの中で人を愉快にさせるには、ということについて学びました。 |
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◆99年11月 月例会 |
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・日時/11月27日(土)PM7:00〜9:00 参加者20名 ・場所 阿佐ヶ谷区民センター講座室 ・テーマ「親子関係のロールプレイ」<内容>1998年11月、初めて「親子関係のロールプレイ」を、出席者も参加して実施し、なかなか好評でしたので、その第2弾として企画されました。 <講師>奥村 朋江さん(大蔵病院成育心理外来カウンセラー/発達共助連アドバイザー連員) <11月例会に参加して> |
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◆99年10月 月例会 |
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・日時/10月30日(金)PM7:00〜11:00 ・場所/居酒屋「鬼無里」 ・参加者 24名 ・テーマ 「発達共助連を考える」<内容>発達共助連も、インターネットホームページを通じ情報発信するなど、大きく変わりつつある中で、発達共助連の活動のあり方等について、懇親会風にフランクに話し合いました。お互い顔は知っていてもな名前と一致しないという方もあり、それぞれが自己紹介する中で発達共助連との関わりや今の状況、今後の活動への希望等を話し、議論はお酒が入るにつれ大いにに盛り上がりました。 |
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◆99年9月 月例会 |
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・日時/9月10日(金)PM7:00〜9:00 ・場所/杉並ボランティアセンター ・参加者 14名 ・テーマ 「教育現場での常駐カウンセラーの立場と役割」<内容>ここ数年前から各地域の小学校、中学校にスクールカウンセラーが配置されるようになりました。これとは別に、埼玉県では「さわやか相談員」という名称の学校常駐の相談員を配置しています。発達共助連DS・OBで心理学を専攻されていた馬場さんも、埼玉県浦和市で2年前から、この「さわやか相談員」として活躍されています。その馬場さんに学校の中での相談員としての位置付けや、相談室に通ってくる子ども達の状況、また相談員の出来ることなどお話していただきました。 <講師> 埼玉県浦和市さわやか相談員 馬場康宏さん(発達共助連DS・OB) <9月例会に参加して> 「とても緊張しました」と言われた馬場さんですが、聞く私達には、とても落ちていていらっしゃるように感じました。当初スクールカウンセラー=さわやか相談員と思っていましたが、それは勘違いで、さわやか相談員は埼玉県独自の対策で、スクールカウンセラーは巡回性、さわやか相談員は指定校に常勤という違いがあることが分かりました。他にボランティア相談員という方も配置されているとのことです。(埼玉は手厚いですね)。 |
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◆99年7月 月例会 |
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・日時/7月9日(金) PM7:00〜9:30 ・場所/阿佐ヶ谷ボランテイアセンター ・参加者 34名 ・テーマ 「小児科心理外来で見たこと、感じたこと、考えたこと」<内容>41年間、学校という教育現場におられ、定年退職された依田さんは、退職後大蔵病院の小児科心理外来(現・成育心理外来)で、セラピストの伊澤さんと共に多くの子供たちと接してこられました。「伊澤先生というフシギな人とさまざまな悩みをかかえた人達との出会いから、私は戸惑いながら、悩みながら、あらためて学校とは、教師とは、家庭とは、親とは、世の中とは、人間とはという問題を考えさせられました‥‥」とは、講演前の依田さんのコメントです。 <講師> 元私立小中学校校長 依田好照さん(発達共助連アドバイザー連員) <7月例会に参加して> 去年の10月共助連に入会させて頂き、まだ良く判っていない私ですが、共助連通信は毎回楽しみにしています。その中で、“これ読んだ?”シリーズの依田好照先生とは、どんな方なのだろう? と7月例会をとても楽しみにしていたのです。国立大蔵病院で伊澤先生と共にお仕事をされている方と判り顔を見てほっとし、話に聞きいってしまいました。 |
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◆99年6月 月例会 |
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・日時 6月4日(金)PM7:30〜9:30 ・場所 杉並ボランティアセンタ−会議室 ・参加者33名 ・テーマ「不登校─自分の場合」 <講師> 中山耕治さん(発達共助連家族連員) <内容> デイキャンプにも月例会にもよく顔を見せてくれ共助連の“主”のような風格を感じさせる今年21歳のデイこと中山耕治君は、小学校4年生の頃からいじめにあい、小学6年生の時から不登校という輝かしい不登校キャリアの持ち主。現在は専門学校に通って、調理師免許、電気工事関係など数々の資格を自主的に取得し、次へのstep upを考えている。その彼が、自らの歴史をひもとく形で、学校・教師、親、周囲の人たちとの関わりそして共助連とおよびそこで知り合った不登校仲間との交流の関わりなどを語り、不登校とは、周囲の人たちの関わりはどうあるべきかを議論した。 <6月の例会に出席して─感想> デイ君こと、中山君のHISTORY,まさにHISTORY、でした。 <6月の例会に出席して─感想> 小林家の「ギブスその1」です…… |
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◆99年5月 月例会 |
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・日時/5月7日(金)PM7:00〜9:00 ・場所 杉並ボランティアセンター ・テーマ「ある子供との1年の記録-DSとしての体験」 <内容>中央大学の大学院生である加藤弘通さんは、T.T君のディベロップメンタル・サポーターとして、1998年4月から1999年3月までの一年間ついていました。当初はT君のペースにまかれて戸惑い気味だったそうですが、しだいに彼の気持ちを深く読み取り、本音や悩みまでも聞く関係を築いたり、彼のペースを上手に利用して、独自のアイデアを持って指導につなげてきました。今回、こうしたT君との一年間の経験を語って貰い、ディベロップメンタル・サポーターと家庭、子供の関係について議論しました。 <講師> 加藤 弘通さん(発達共助連DS連員) <5月例会に参加して> 加藤さんの話を聞いて、まず、なんと難しい問題に取り組んでいるのかとあらためて驚き、さらに自分の家族の事を考えその解決の困難さに、途方にくれてしまった。 <5月例会に参加して>
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◆99年3月 月例会 |
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・日時/3月12日(金)PM7:00〜9:00 ・場所 杉並産業商工会館 ・参加者: 18名
・テーマ「通級指導学級の現場から」<内容>世田谷区立桜木中学は、都内でも数少ない中学生対象の通級指導学級で、その充実した授業内容や取り組み方の工夫等は、注目を浴び、見学者も多いそうです。今回は、その通級指導学級の創設以来ずっと生徒達の指導に当たられている福田先生に、学級の様子や子供達についてお話ししていただきました。 <講師> 世田谷区立桜木中学校通級指導教室教諭 福田哲治さん <3月例会に参加して―感想>今回は、福田先生より学級での取り組み、ここに通う生徒の様子について、主に指導事例を通してうかがいました。 |
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◆99年2月 月例会 |
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・日時/2月5日(金)PM7:00〜9:00 ・参加者 30名・テーマ:「四中スペシャル」・<内容>狛江第四中学校の校長先生に,「四中スペシャル」についてお話しを伺いました。「四中スペシャル」というのは,この学校の,今年度で3年目となるPTA行事なのですが,地域と学校のつながりを深めるのに大きな成果を上げているということです。今回,この行事が定着するまでの経緯や今年の分科会の様子についてを,スライドを使いながらお話ししていただきました。 <講師>狛江第四中学校校長 河西洋子さん <2月例会に参加して―感想>THE四中スペシャルは、子供達にいろんな学習の場を提供してやりたい、様々な生活体験や社会体験を通して子供達に主体的に生きる力を育てたいという思いから、学校やPTAが中心となり、地域の方々の協力を得て、三年前に誕生しました。学校という場を借りて保護者や地域の方たちが講師になり、それぞれの特技を子供達に伝授するという企画で、昨年度はお父さんが教える「男の料理」・プールを釣り堀にかえての「ニジマス釣り」・「着付け」・「生け花」・「お茶」(このあたりの分科会は男子に人気がある)「わらじ作り」(これは高橋サカイさんのおじいちゃまが講師を務めて下さいました)「昔遊び」・「手話」・「写真現像」等など20の分科会が出来、子供達は皆楽しくまた真剣に参加してくれました。 |
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◆99年1月 月例会 |
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・日時/1月8日(金)PM7:00〜9:00 ・参加者 25名
・テーマ:「いかに危機を乗り越えたか―我が家の事例」・<内容>発達共助連の連員である経験豊富な3人のお母様方から、お子さまとの関係の中で、さまざまな壁にぶつかり合いながら乗り越えられてきた経験、そのころの共助連との関係、カウンセラーの方々との関係、そして現在の親子の関係などの話を伺いながら、子供の心身の不適応への親としての対応について話し合いました。 <講師>原 悦子さん、渡辺圭子さん、佐藤知佳子さん(いずれも発達共助連家族連員) <1月例会に参加して―感想>新年早々の例会でした。今回は大変楽しみにしていました。というのも渡辺さん、原さん、佐藤さんのお話はカウンセリングの時に、常々伊澤先生から「僕の話を聞くよりもこの人達の話を聞く方がいい」と伺っていたからです。多分、私にはその方が効き目があると思われたのでしょう。お話を伺って伊澤先生が何を言いたかったのかが、見えてきました。 |
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◆98年11月 月例会 |
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・日時/11月28日(土)PM7:00〜9:00 ・場所 阿佐ヶ谷区民センター〔講座室〕・参加者 33名
・テーマ:「親子関係のロールプレイ」・<内容>11月の例会では、親子関係のロールプレイを企画しました。ロールプレイとは、平たくいうならば「寸劇」です。「ある親子の会話」のようなものを寸劇の題材として用意し、参加者には実際に親役・子役を演じること、あるいは観客として見ることを通して、親としての自分自身の接し方の傾向に気づく、あるいはいつもと違う視点で子供の気持ちを感じてみるなど、何か小さな発見をするような機会となりました。 ・講師:奥村朋江さん(大蔵病院心理外来・発達共助連アドバイザー連員)、青柳恵美子さん(発達共助連DS連員) <11月例会に参加して―感想>「ロールプレイ」以前にも聞いたことがある言葉です。ゲームにも、「ロールプレイニングゲーム」とかあります。でも、実際どんなものだろう?と思いながら参加させていただきました。 <11月例会に参加して―感想>
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◆98年10月 月例会 |
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・日時/10月9日(金)PM7:00〜9:00 ・場所/杉並産業商工会館 ・参加者 19名
・テーマ:「思春期とともに」・<内容>杉並区の不登校児適応指導教室である「さざんか教室」で心理相談員をしているアドバイザー連員の目を通してみた教室での子供達の様子や、関わりの中でのこぼれ話から、大人たちが何をすべきかを考ました。 ・<講師> 杉並区不登校児適応指導教室「さざんか教室」心理相談員 小泉桃代さん(共助連アドバイザー連員) <10月例会に参加して―感想>小泉さんは、杉並区にある不登校適応指導教室(さざんか教室)で相談室を担当されており、公立の中学生が主に通って来ているそうです。開設5年目を迎え、小泉さんを含む5人のスタッフが20人前後の子供達を自立に向けて援助されています。 |
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◆98年9月 月例会 |
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・日時/9月11日(金)PM7:00〜9:00 ・場所/杉並産業商工会館 ・参加者 23名・テーマ「鏡映描写」・<内容>心理学の実験に鏡映描写というのがある。これは鏡に映った星の形を見て、手元にある星の形の溝にそって線を描いていくというもの。逸脱しないようにできるだけ早く一周するのである。これはもともとは練習における技能の上達過程をみる実験に用いられるのだが、鏡の像を認知して、手を運動させることの困難さに驚く。わたしたちが当たり前として受け入れている現実世界も鏡に映った世界は全く別世界に見える。 <講師> 大蔵病院成育心理外来セラピスト 伊澤正雄さん(発達共助連専任セラピスト) <9月例会に参加して―感想>仕事の調整がつき、まだ2回目なのですが、9月例会に参加できました。 |
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◆98年7月 月例会 |
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・日時:7月24日(金)PM7:00〜9:00 ・場所 杉並産業商工会館
・テーマ:「こころをひらく」・<内容>神奈川医療少年院に法務教官として5年勤務された体験をもとに、「子供たちとの関わりを通じて得られたもの」についてお話しいただきました。 ・講師:榎本クリニック精神科ソシャルワーカー 水野淳一郎さん <7月例会に参加して―感想>「鑑別所と少年院の違い、わかりますか?」という質問が投げかけられ、参加者一同(わかってらっしゃる方もいましたが、たぶん)目を点にし、「これからどんな話になるんだろう」という期待と不安が入り交じるなか、水野さんのお話は始まりました。 |
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◆98年6月 月例会 |
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・日時/6月26日(金)PM7:00〜9:00 ・場所 杉並産業商工会館 ・参加者 28名・テーマ:「僕の不登校」・<内容>1998年成人式を迎えた発達共助連メンバー・山田文雄くんは小学校時代からの筋金入りの不登校児。その彼が、高校で生徒会長を務め無事卒業した。彼が自らの不登校の経緯を語り、改めて親やDSに問題を提起しました。 ・<講師> 山田文雄さん(発達共助連連員/元・不登校児) <6月例会に参加して―感想> |
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◆98年5月 月例会 |
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・日時/5月29日(金)PM7:00〜9:00 ・場所 杉並産業商工会館
・テーマ:「今の学校と子供達の関係について」・<内容>子供達にとって学校は大きな存在ですし、社会性を育む点でも重要な機関ですが、その学校が現在、いろいろな面でうまく機能しなくなっています。学校(公立)という現場では、教育、子供をどのようにとらえ、どのように運営されているのか、97年3月まで20年間東京都の公立小学校の教諭を務めた講師がその背景にある考え方の一端を話されると共に、いまの学校に関する疑問がについて意見が交わされました。 ・講師:学習塾ゆうゆう塾代表・産業カウンセラー 矢野裕一さん(発達共助連アドバイザー連員。元小学校教諭) <5月例会に参加して―感想>
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