発達共助連では、毎年12月「忘年会」を行います。寒い冬、家庭から離れ、子供たちが気兼ねなく、大勢の他の大人や子供たちと、各家庭の手作りの料理、ゲーム、カラオケで過ごせるひとときです。毎年、ビンゴ大会や仮装大会も開かれ、1年の終わりを楽しみます。

また、毎月の月例会の後、必ず開かれるのが、懇親会です。連員同士が心許して話し合える絶好の機会で、活動の新しいアイデアも生まれます。またカウンセラーたちも1人の飲んべーとなって、話の輪に加わります。懇親会を共助連では、大切なものと位置づけています。

★忘 年 会★

★月例懇談会★

◆2001年忘年会◆

2000年の忘年会は、12月22日(土)、夕方5時から、東京・阿佐谷のカラオケスタジオ「青蘭」にて、盛大に開催されました。
出席者は、何と約95名。千葉からホタル見たい会やサマーキャンプでお世話になっているR牧場の場長・通称連さんも駆けつけてくれました。
テーブルは例年通り、各家庭からの手作り一品持ちよりで、賑わいました。
今回は仮装忘年会と銘打たれ、DSのお兄さん、お姉さん方が大活躍でした。全体進行役は、大蔵病院成育心理外来カウンセラーの畔上理佐さん。シマチョゴリの衣装に身を固め、手際よく会場を盛り上げていました。同じく、大蔵病院成育心理外来カウンセラーの奥村朋江さんは、何とセーラー服姿で登場。至る所で記念写真の輪が出来ました。ハリーポッターに身を変えた子供もいました。この仮装コンテストの投票による優勝者は、女装姿が見事だったDSの山田文雄くんでした。
この他、寸劇やキャンドルサービス、全員での合唱などこれまでにない趣向が凝らされ、最後はやはりビンゴ大会で盛り上がりました。

<2001年忘年会報告と感想>
先日の忘年会は、大勢の参加で盛大に終わりました。
一番の引き立て役は、仮装やクイズを企画、準備をしてくださった学生さんたちではなかったでしょうか。やはり学生の特権であるパワーを吸収できたと思います。私などは、もう忘れかけていたあのころを〈?〉思い出しました。そして、演奏を提案してくださった佐久間さんは、コピエの忘年会の後に駆けつけたのですが、渋滞で遅刻してしまい、ギターの準備もしていたのに入れなかったり、必死に仮装してきたのに投票に間に合わなく名前ものぼらなかったとか!いろいろと伺うと表だってないところでガンバって下さった経緯があるようです。そして会場と景品などを準備してくださった畔上先生、長谷川さんご苦労様でした。
このように共助連は、連員一人一人が、どこかで共助する群であります。皆さんの心が、動かす群です。初めての方でもどうぞ手を挙げて見てください。
(渡部清美・記)

<2001年忘年会参加感想>
忘年会では、仮装をしている皆さんの工夫に関心しました。
一人一人でこの場を作っていることにも関心しました。
持ち寄りの料理のおいしさと豪華さに驚きました。
4人の子供を連れて緊張していたが、共助連の独特な雰囲気の中、誰が誰だか(DSさんか親かDr.か)もわからず子供にも私にも自然に声をかけてもらい、この気取ないザックバランな雰囲気に戸惑いながらも、子供達の生き生きしている顔を見て嬉しく思いました。
人が多すぎたのか?もう少し座れるスペースがあればと感じました
(出口智子・記)

2001年忘年会会場風景
司会の畔上先生とセーラー服姿の奥村先生
キャンドルサービス
仮装のDSのお兄さんも活躍
DSのお姉さんを囲んで
仮装コンテスト優勝DSさんの見事な女装姿

◆2000年忘年会◆

2000年の忘年会は、休日の12月23日(土)、6時半から、東京・阿佐谷のカラオケスタジオ「青蘭」にて、盛大に開催されました。
出席者は約70名。
例年通り、各家庭からの手作り一品持ちよりで、テーブルは賑わいました。連員Sさんとその友人による演奏トリオが、会場の雰囲気を盛り立ててくれました。仮装カラオケや子供たちによる朗読劇、フラダンスなどの余興も昨年同様、賑わせてくれました。
ビンゴ大会では、幹事さんが懸命に集めた賞品の山を巡って、熱いバトルが繰り広げられました。多くの参加者が心ゆくまで楽しんだ忘年会でした。

◆1999年忘年会◆

1999年の忘年会は、休前日の12月22日、東京・阿佐ヶ谷のカラオケ屋さん、シルクロードにて、賑やかにも盛大に開催されました。食べ物はすべてお母さん(中にはお父さん?)の手作り料理の一品持ち寄り、お酒類も皆差し入れという共助連らしい忘年会でした。「いつもと違う自分」と銘打って、日頃はしない服装や化粧をして、皆を楽しませてくれる人もおられました。

「年末の慌しさにも関わらず、当日は72名の会員が参加しました。手料理の数々も暖かく、子供達の朗読劇やギター・ハーモニカ演奏、フラダンスと余興も盛だくさんでした。ドキドキ、ハラハラ。出演者の皆様ありがとうございました。」(幹事/小泉・記}

子供たちが一番楽しみにしているのは、ビンゴ大会。当日のビンゴ大会では、1等賞品が何と共助連としては初めての大奮発のコンパクトカメラ。皆さん、1等賞獲得の方に羨ましげな目をしていました。
この後は、多くの方が2次会のカラオケに進出、翌日が休日であることをいいことに、夜更け(朝更け?)まで、歌を唄い、酒を飲みつつ、歓談し、忘年会を堪能されました。

写真は、いずれもクリックすると大画面でお楽しみ戴けます。
子供たちによる朗読劇
皆さんよく食べます 仮装者が全員集合。このあと、出席者全員による優秀者の審査が行われました。 ギターとハーモニカの合奏(詳しくは別ページの「私にとっての共助連」をご参照下さい。
皆、わくわくどきどきのビンゴ退化異風景 フラダンスも飛び出しました パフィの物まねを演じる

◆1998年忘年会◆

日時:12月25日(金)PM6:30〜9:30  場所:シルクロード(阿佐ヶ谷)
参加者:64名

12月25日に行われた忘年会は、子どもたちの参加も多く、楽しい集まりでした。食べ物を用意する人、会場の準備をする人、受付をする人、司会や進行係をする人、会を盛り上げるパーフォーマンスをする人、後片付けをする人など、いろんな人達の働きによって会は進んでいきました。その様子を見ていて、これぞ<共助>だなとつくづく感じました。
(アドバイザー連員/平木こゆみ・記)

月例の勉強会が終了した後、また総会が終わった後、この懇親会を開くのが恒例となっています。懇親会とは、言ってみれば、普通の飲み会です。月例の勉強会が、阿佐ヶ谷で開かれるときは、「鬼無里」といういっぱい飲み屋が会場です。
しかし、普通の飲み会と違う点もあります。
何よりもこの飲み会を楽しみに思ってくれる人たちが居ること、親たち同士は同じ悩みを持つ同士として何でも気軽に話し、相談できます。普段は、偉そうに見えるカウンセラーや医師もここではただの「飲んべー」。病院とは違った形で気楽に話が出来ます。
そこに、突然学生たちが割り込んできます。「何辛気くさい話してるのよ。飲もうよ」といって、なみなみと日本酒を注ぎます。まだ、未成年の子供たちもこの時ばかりは、親、カウンセラー、医師たちの公認で騒ぎます。時には、そのまま、カラオケになだれ込むこともあります。

と、いった光景を繰り広げつつ、発達共助連の夜は果てしなく更けていきます。

発達共助連は、この「飲み会」いや「懇親会」を最も重要な活動として位置づけています。
人が同じ人として、心で接することが何よりも重要と考えているからです。