01サマーキャンプ感想
01サマーキャンプ報告
00サマーキャンプ報告
00サマーキャンプ感想
99サマーキャンプ感想1
99サマーキャンプ感想2
98サマーキャンプ感想1
98サマーキャンプ感想2
2002年度のサマーキャンプは、2002年8月9日(金)
〜11日(日)にかけての3日間、いつもスキーキャンプを毎年行っている新潟県湯沢町土樽の「土樽山荘」の広大な敷地を拝借、テント泊を原則に、実施しました。参加者は、91年に発達共助連として発足してからは最多の84名でした。
今回は、同じ自然が冬と夏でどう違うのかを体験し、自然の素晴らしさと怖さを味わおうとの趣旨で土樽としました。
DSも7名が参加。テント張りから、子どもたちとの交流まで大忙しでした。特に、河原での水遊びでは、全員が子どもたちに水をかけられ、最後は観念したかのように、普段着のまま子どもたちと一緒に泳いでいました。川の水の清冽さと夜空に光る星の多さ、特に流れ星の多さに参加した皆さん、大いに感動したようです。

<2002サマーキャンプ報告>

テントの人が大半で心配されたお天気でしたが、一日目に何度か通り雨があったものの、その後は天候に恵まれ、都会では見られない星空を満喫しました。
忙しい仕事の合間に参加してくださった伊澤先生、最終日の飲み会のために新幹線とタクシーでかけつけた佐久間さんをはじめ、84名の皆さんが土樽に集いました。
けが人・病人もなく終えられたことが何よりでした。
土樽の夏はみんな初めてなので、一体どんなことをすればいいのか分からない状態でのスタートでしたが、定番のキャンプファイアーと花火に加えて、そのたき火からお餅を焼いたり、ローストビーフや燻製が出来たり、みんなのアイデアで盛り上がりました。
メインの河原でのディキャンプはお父さん達の火興し、お母さん達の調理、子供達の鱒取り、水遊び…。テキパキと協力して行われ、最後のすいか・かき氷までお腹いっぱいでした。それにしても、みんなの食欲には驚かされました。
春にはふきのとうと土筆でいっぱいだったので、最初の計画ではスキー場の上にくじを置いて、景品を渡そうという予定でしたが、草ぼうぼうで断念しました。予算不足でラジカセ・ホットサンドメイカー以外は我が家のお宝ばかりで失礼しました。
それでも三日間をこのような会費で運営できたのも、ひとえに土樽山荘の伊藤さんご家族のご厚意のおかげです。テントではお風呂も諦めていた方にも提供していただき、まったく恵まれた環境に改めて感謝したいと思います。
これからもみんなで作るキャンプを心がけていきたいですね。
(02サマーキャンプ幹事/望月恵理子・記)

<土樽キャンプに参加して>

キャンプに参加することは、前から決まっていたのにも関わらず、テントを買いに行ったのは前日の夕方。きまっていつもの事。ワイワイしながらの準備、行く前から慌ただしかった。
当日、早めにでたのにもかかわらず、赤城出口付近で突然、車のエンジンが止まってしまいJAFにお世話になり、渋川の日産で部品を交換した。もうすぐ着くというのに道が判らず戻ったりして、無事に到着!
今度はテントの組み立てが判らず、望月さんにお世話になりました
2日目さっそく川に行ってバーベキュ、焼きそばを焼いたり、美味しいものを沢山食べました川に入りたかったけど、あいにく、水着を持参せず、夜遅くまで飲んだり話しをしたり、盛り上がった。普段忙しい私にとって、とっても充実した3日間あっという間に過ぎてしまったけど、とてものんびりすることが出来感謝です。
何と言っても天の川や流れ星が美しかった。裕美も美和もとても普段体験できない川遊びや魚のつかみ取り天の川等、とても心に残る思い出になったようです。
是非来年もみんなで元気に参加したいと思います
今年の反省を活かして、皆さん色々とお世話になりまして有り難うございました
ここに来て赤とんぼが沢山いるのに驚いたけどもっと驚いたのは美和にも赤とんぼが捕まえることが出来たのにはエッ−と言う感じで、この赤とんぼはとってものんびりしているんだな〜と思いました。
(折原 国広・記)
 
 2001年度のサマーキャンプは、2001年8月24日(金)〜26日(日)にかけて、昨年に引き続き千葉県房総半島の山中にあるR牧場で行われました。参加者は合計で、44名でした。
 今年もテント宿泊がベースのキャンプ。キャンプファイアは昨年を上回る高さに積み上げられた廃線の枕木が夜空を焦がしました。近くの川での夜の魚突き、海水浴は昨年通り、今年はこれに露天風呂が加わり、大人も子どもも大喜び。
 上記の絵は、サマーキャンプ初参加の高木佑基太君が、わずか10分ぐらいで描き、学校に提出した絵日記のものです


<01サマーキャンプ感想1・子ども>

 ぼくは、24日からララミーぼくじょうにいきました。
 ふつうはキャンプ場ではないところだったけれどとくべつに、できることになりました。
ぢどりの丸やきとぎゅうにくや、てづくりウィンナーパンやビーフシチューや、ほかにもやきそばとかもたべました。だから、まいにちバーベキューでした。
 こいぬが、いました。マムシがびんに入っていました。
 きたときは、大きいふつうの犬がおいかけてきてびっくりしてにげましたが、すぐに、ともだちになれました。たって「あるく」といったらたってあるきました。
 25日にはキャンプファイアーを、やりました。たのしかったです。26日にかえりました。
(3組 高木佑基太)


<01サマーキャンプ感想2・親>

 これまで発達共助連の行事には(今年3月の)スキーキャンプにしか参加したことがありませんでした。その際は、誰がどなたで??とよく分からず、スキーは有意義でしたが、発達共助連って何だろう?、という疑問を持ち帰りました。
 しかし、今回のサマーキャンプに参加させて頂いて、色々なことを体験したお陰で、何となく分かったような気がしました。行って良かったな、と思います。
 なぜテントなんだろう?キャンプの基本はテントだから?それとも施設の問題?と思っていたのですが、テントだと声が筒抜けで、外にいる人との連帯感があったり、寝つきの悪い3人も、人の話し声というのもBGMになり、よく眠れ、良いものだ、と思いました。。
 前日まで、虫やら汚いことに反応してしまう親子で、大丈夫かな?、とも思っていましたが、すぎに犬のポンタや虫にも人にもすっかり慣れて楽しむことができました。自然というのは不思議と人を童心に戻してしまう、と思っていましたが、今回、共助連とは何だろうかということが、少し分かったような気がします。自分の中で、発達共助連イコール大蔵病院つまり先生対親子という図式がありました。それが、本当は目に見えなくても皆繋がっているのだと感じました。(中略)
 佑基太が、夏休みの絵日記でベスト3のベスト1にサマーキャンプの絵を描き(さっさと10分位で描きました)、学校に提出しました。
母「夏休みで一番たのしかったのは何?」
ゆきた「サマーキャンプ」
 また、私自身もお母さん方から情報を得たり、共感したり、ヒントを頂いたり、千恵を頂きました。我が子しか見えなかった私には、何か自信も頂いたようで、生活に張りが出ました。いろいろな人がいて、それぞれ違っていてOKなのだと実感しました。
 絵の先生に、絵を描くというのは、何か楽しいワクワクする思いや感動するような物事があったときに描けるものだ、と言われましたが、子どもの絵を見て、その通りだと思いました。親子で楽しい思いをさせていただき、有り難うございました。
(高木菜穂子・記)

<サマーキャンプ報告>

キャンプファイア用に枕木を組み上げる
突如飛び入り参加の蛇くん
この夏もここ数年続いている(3年目かな)千葉のR牧場でのサマーキャンプでした。ここではじめたきっかけは、主人が仕事関係でゴルフに行ったとき「家族を連れてほたるを見に来ないかい」と誘われたことから始まりました。私は「仕事の関係の方とでは楽しめないから行きたくない」と断り続けてました。主人は、何度か行くたびに共助連での活動を話してました。「だったら、是非いらっしゃい」と誘って戴いたき、そこで主人は、伊澤先生や川戸さんに「今度、ほたる見に行きませんか」と気軽にもちかけ、一足飛びに話しが進み動き出したのです。共助連でのディキャンプでは、いろいろな遊びを教えてくださったヒデおじさんがいなくなってしまい、ショックを受けていたところに現れたRおじさんでした。
 通信を読まれている方にはおわかりと思いますが、初めて「ほたるみたい会」を行ったとき、たった一泊だったキャンプが、3日分位過ごしたような凝縮した1日でありました。
夜の牧場見学にトラックの荷台に乗せられジェットコースターのごとく暴走したことや土をシャベルカーでかいてもらった後、次々と飛び出てきた大きなカブトムシ。牛の背中に乗せてもらったこと、いろいろ体験させて頂きました。驚きの渦の中にごちゃまぜにさせられたような時を過ごしました。ですからいつも何が出てくるか楽しみで共助連のみんなに是非味わって頂きたいと思いました。
 今回の目玉は露天風呂でした。(燃料不足で初日だけしか入れませんでした)女性陣は、満天の星空の下、灯りは星と月。そこに花火を打ち上げてもらい、湯船で一杯、それはそれは夢見ごこちでした。あまりの気持ちよさに少々はめを外しすぎて悪酔いしてしまったお嬢さんもいましたが、おもいっきり発散できて羨ましいの声も聞こえてきました。
 もう一つに去年より更に高いキャンプファイヤーでした。男衆は大人も子供もちっちゃいのもみんな連れたってキャンプファイヤー作りをしました。一番活躍してくれたのが、DSの永松君だと聞いてます。アルバイトでとび職を経験されてるということで驚きました。子供達は、そんな姿を見ているだけでも得ることはあったのだと思います。いろいろなことが出来ると格好いいなぁ〜。大きくなったときお父さんやお兄さん達が苦労して建ててくれたことを思い出してくれることでしょう。
 女性陣も一日3食作り続け、暑い中お疲れさまでした。何事も大変だった分、美味しかったり、楽しかったりするものです。「生きて行く」て、そういうもんですよね!!
 今回予定していた竹炭づくりや流しそうめんは、残念ながら出来ませんでした。こちらの段取りが悪くて申し訳なかったと反省してます。やはり竹取は初日に着いたとき用意することがポイントでした。次回に向けたいと思います。
 サマーキャンプを担当していろんなところで皆に助けられているとつくづく思います。いろんな方に「あれはどうしたの?これはしなくていいの?」と指導していただき自分は動けていたのだと。やはり自分だけで動くことより上手に皆さんから助けていただくことで自分は生かされているのだと実感いたしました。
(渡部清美・記)
2000年度のサマーキャンプは、8月18日(金)〜20日(日)にかけて、千葉県房総半島の山中にあるR牧場で行われました。参加者は合計で、46名、うちDSの参加者は計5名で、最近では最多となりました。
前年度とは異なり、発達共助連久しぶりのテントキャンプ。廃線の枕木を3メートルも積み上げた豪快なキャンプファイア、近くの川での夜の魚突き、発達共助連キャンプ初の海水浴とスケジュールは盛り沢山。
自然を十分堪能したキャンプとなりました。
各写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

<00サマーキャンプ報告>

今年の夏キャンプは何年か前に中津川でやっていたようなテントでのキャンプでした。何をするのもお父さんお母さんの活躍ぶりに驚かされました。子どもの頃に戻って遊ぶための準備に切磋琢磨するのがお父さんとDSと子供たち。食べるために買い物に行ったり調理の準備をするのがお母さんたち!とっても大変で疲れるけれど、子供達よりも大人のほうがそれを楽しんでいました。テレビやゲームばかりで外で遊ぶことを知らない今の子供達にとって、10メートルもの炎が上がったキャンプファイヤーや夜の魚つき、ナイトラリー、竹で創った長〜い流しそうめん、満点の星、どれもが刺激的だったことでしょう。きっと、この子達が、親となった頃にはこの経験を自分の子供達に伝えたくなることだと信じています。
子供も大人もおなじレベルで競って楽しめた三日間でした。(渡部清美・記)

燃えさかるキャンプファイアをバックに記念写真

テント設営から始まった2000年度キャンプ

<サマーキャンプ参加感想>

共助連の活動に初めて参加してから、早一年がたとうとしております。春のスキーに続き、サマーキャンプにも家族で参加させていただきました。
スキーのときには渡部パパを伊澤先生と間違える程、無知であった私も、表面的なお付き合いだけでは分からない皆さんの素顔にまで触れることができて、こんなに知ってしまっていいのかしらと思うくらい収穫のある日々でした。
たくさんの語らいの中、伺った先輩方の体験談は、まさに知恵の宝庫で、子育ての参考として、取り入れさせていただきたいと思っております。
さらに、本題である二泊三日の体験は、楽しさと驚きの連続で、短い紙面ではとても語り尽くせないほど充実しておりました。参加者されなかった方に伺えば、「行けば良かった。」と後悔されること間違いなしです。共助連は「達人」集団で有る事も知ってしまい、その力を結集すれば、どんなキャンプになるかは、容易に想像できると思います。
R牧場はまだという方、来年は是非、自然、人情ともに豊かなその地で、お会いしたいものです。アウトドアを極めた連員方でさえ、「こんなキャンプは無い」と太鼓判を押す程魅力たっぷりのサマーキャンプでした。
(東海林充子記)

海水浴で疲れた身体で昼食の準備

深夜の魚突き。カンテラの灯りを頼りに魚影を追う子供たち

<サマーキャンプよ、有り難う>

例年にない暑さの夏であった。都会というアスファルトジャングルが増幅させる「うだる」暑さの中、夏休みもとれずにしがない仕事に精を出さざるを得なかった身にとって、発達共助連キャンプへの参加は、この夏唯一の楽しみであった。そして、それは見事に裏切られることなく、改めて自然と戯れることの重要性を痛感した。
今年のサマーキャンプは、千葉県房総半島、JR久留里線の上総松丘の近くにあるR牧場で行われた。発達共助連のサマーキャンプが、中津川河畔、ないし群馬県のわたらせ渓谷以外のところで行われたのはこれが初めてである。そして4年ぶりののテントキャンプである。
R牧場は、入り口から牛舎のある小高い丘にたどり着くのに歩いて30分はかかるという広大な牧場である。その道すがらは、山道そのもの。でこぼこ道の両端は、鬱蒼とした木々に覆われ、傍らを渓流が流れる。そして、時にはまむし、いのしし、野ウサギなどが出迎えてくれる。
自然が手つかずに残っている数少ない場所の一つである。
この牧場のオーナー及び場長(牧場の社長)が、発達共助連活動に理解を示してくれ、私有牧場の開放という贅沢なキャンプをすることが出来たのである。感謝!感謝!
このキャンプを味わえなかった方のために、その様子を紹介しよう。
キャンプは、初日からいきなりハイライトを迎える。巨大なキャンプファイアと近くの川を遡上しての魚突きである。いずれも発達共助連のサマーキャンプとしては初めてのことである。
2m50センチほどに積み上げられた廃線の枕木には、油が十分にしみこんでおり。その燃え上がる様は、見事なもの。
アウトドア派のあるお父さんは、「こんなキャンプファイアみたことない」と興奮気味。子供たちは、もう口をあんぐりといった様であった。この10メートルを越す高さに燃えさかる巨大なキャンプファイアを肴に、日本酒を飲んだのがいけなかった。夜9時頃から出かけた魚突きの頃には、半分出来あがってしまった。
この魚突きにも中学生以上の子供たちはほとんど参加。カンテラの明かりだけが頼りの夜突きだというのに何とたくましいこと。元気なお母さんの一部も加わる。
しっかりしなければならないはずの小生は酔って足元定まらず、あちらでドボーン、こちらでドボーン、心配したDSや子供たちが助けてくれる始末。ずぶぬれになりながらも、そのお陰で何とか2km近く、川の中を遡ることができた。
夜半12時過ぎに戻ってきてからは、また酒盛り。皆が心配したとおり、ついに小生は前後不覚となり、皆さんに大いに迷惑をかけたようだ。反省!
翌日、目が覚めてみるとキャンプ場はもぬけの殻。僅かばかり残っていた人たちに聞くと、みな房総半島・安房鴨川の海岸へ海水浴に出かけたとのこと。車で30分ぐらいとか。お父さんやお母さん方は遅くまで起きていたというのに、何という元気さ!何というタフさ!と、ややあきれる。
昼過ぎ、海水浴から皆が戻ってきて、静かだったキャンプ場がまた子供たちの歓声に包まれる。聞けば非常に海の水がきれいだったとのこと。うーむ、いけなくて残念。来年は2日酔いにならず、海に行くぞ、と今から決心(あてにならない!)。
急遽登場のDS2人も参加してのにぎやかな昼食後は、しばしまどろみの時間。しかし休まない人もいる。燻製造りに取り組んでいるMパパである。みな、Mパパがこんな裏技を盛っていたのかとびっくり。
夕方になって、またまたキャンプファイアをやろうということになり、男性群は大人も子供もそしてDSもその準備にとりかかる。キャンプファイアの点火用、そして翌日の流しそーめん用にと、孟宗竹を5本ばかり確保するところから作業は始まった。広い牧場のこと。そこここに竹が生えているのだ。
前夜のファイアの燃えかすがまだくすぶっている。前夜よりも壮大なファイアを、ということで、燃やす枕木の数も増やす。それを井桁状に組み立てていく。3m近い高さの上の方の組立はは子供たちが中心の作業だ。みなびっくりするほど生き生きして、作業を楽しんでいる。前夜の準備過程で初めてまむしを見て驚いた子供たちが、今日はまたまむしが出ないかと逆に楽しみにしていたくらいだ。こうした準備過程に参加してこどもたちはまた一回り大きくなるのだろう。
こうして、お母さん方が準備したバーベキュー中心の夕食後、またキャンプファイアを楽しむ。子供たちは、10mの炎の周囲に、打ち上げ花火をおき、点火して回る。普通の花火とは比較にならない豪華さだ。キャンプファイアの後は、またまた川での魚突きだ。サー出かけるぞと、人数点検に入った途端、ちょっとした発達共助連の人たちが関係しないハプニングが発生。その対応にお父さん部隊が急遽出動。このお父さんたちのバイタリティと知恵には頭が下がる思い。対応が終わって時間を見れば、もう夜の11時。
当然魚突きは中止と思いきや、「さぁ魚突きだぞ」。待ちぼうけを食らった子供たちも行くと言い出す。もう「何をかいわんや」である。覚悟を決めてついていく。川に出て見上げると、巨大な絶壁の上に月が煌々と輝いている。星の瞬きもまた格別であった。川の中で、見上げるという素晴らしさ。「おー自然よ」と思わずつぶやいてしまう。
夜もあまりに遅かったせいか、魚突きの成果は1ぴきだけ。それでもみな満足して1時ごろ無事帰還。そこでまた大人たちは飲み会。夜中の2時を回ってそれぞれのテントに引き上げていく。
翌日テントを撤収した後は、このキャンプ最後の行事、流しそうめん。前日、牧場からとってきた青竹で舞台装置を作っていく。久しく子供たちが待望しただけあって大人気。大人も子供もにぎやかに十分食べて、それぞれの家路についた。
かくして、2000年夏のサマーキャンプは幕を閉じた。
このサマーキャンプで子供たちはそれなりに多くの収穫を得たようだ。
ともかく、このキャンプを仕切ってくれた渡部さん夫妻とと望月さん夫妻に大感謝。
そして、素晴らしいキャンプの場所を提供してくれたR牧場の関係者の皆さん、特に献身的に我々の冒険キャンプのリーダーとなっていただいた場長さんに心より御礼申し上げます。
お陰様で命の洗濯が出来ました。本当にサマーキャンプよ、有り難う。
(川戸康暢・記)

おっと、ここで滑ったらずぶぬれだ

慎重に慎重に!暗闇で川の深さが分からない

キャンプファイア用枕木の積み上げ作業

キャンプファイア準備の最後の仕上げは、子供たちが中心

ファイアの周囲に打ち合え花火が踊る
お母さん方も童心に返ってキャンプファイアに見入る
流しそうめんにかじりつく子供たち
流しそうめんは、最後の方が落ち着いて食べられます
1999年度のサマーキャンプは、8月20日(金)から21日(日)にかけて、例年と同じく、群馬県のわたらせ渓谷で行われました。参加者は総勢57名でした。
例年より、水量が多かったため、川遊びではやや物足りなさがありましたが、その分、例年とは異なった体験をしました。

<参加感想・1>

個人的なことなのですが、これまで私は「日にやけるのは絶対嫌だし」「足が太いから出したくないし」と常に長袖で日影に身を寄せる、といった具合でキャンプに参加していました。ですが、今回は決心して参加したのです。「今年は思いきって泳ぐぞ!!」
大雨の影響で増水した川は、例年に比べて透明度が低かったとのことで、少し残念でしたが、キラキラ美しい緑の中、つめたーい水に身をまかせると、ほんとうに、ほんとうに気持ちが良くて!! こんなに自然に笑顔がこぼれたのはどれ位ぶりだろうと思うのほど心が素直に開放されました。
また、いつも浩太郎君が「見てて下さーい!!」という掛け声で、ボッチャーン!と水に飛び込むあの岩場。今年はあの岩場にも挑戦してみました。岩の上で私はどれ位オロオロしていたのでしょうか。自分の足で立ってみるとものすごい高さなのです。やっとの思いで2回とび下りた(といっても2回目は足がすべって必至におちた)のですが、それはそれはスリリングでした。(でもいい経験でしたよ。)
ここまで私自身のことばかり書いてしまいました。さて今回のキャンプでは、にじますのつかみどり、うどん作りなど楽しいイベントがもりだくさんでした。学生さん(DS)が一人もいなくて残念でしたが、大人と、その中間と、子ども達という3層のバランスがちょうどよくて、とてもよい雰囲気で盛り上がったように思います。それぞれの方が、それぞれの立場で楽しめていたように感じられ、共助連らしいキャンプだったと思います。キャンプ全般にわたってお世話していただいた長谷川さんご夫妻他、皆様に心から感謝しております。ありがとうございました。最後に、「来年も泳ぐぞ!!」
(アドバイザー連員/奥村 朋江・記)

すっかりサマーキャンプ名物となった「岩からドボン」。今年はカウンセラーの先生が挑戦。子供たちは大喜び。
川泳ぎは、水量が多かったのでロープを張って安全確保

<参加感想・2>

99年度のサマーキャンプ地・渡良瀬渓谷は、大雨の後だったので草木ダムからの放流があり、渡良瀬川の水量が多く川遊びができるか心配されました。しかし21日には気温も上がり、無事に虹マスのつかみ捕りや川遊びを行うことができました。
つかみ捕りは、270匹近くのマスを本流脇の小川を塞き止めた所に放流して行いました。大きな子どもたちは最初何匹か掴まえると川遊び。例年どおり岩の上からジャンプしたりとダイナミックに遊んでいました。本流の流れが速かったので、その他の子どもたちや、多くの大人たちは最後まで魚と格闘していました。捕った魚をさばくのは大変でしたが、すぐに分担作業。魚を運んでくる人、内臓を出す人、鱗をとる人。子供達はもちろん、お父さん達もずいぶん腕を上げました。魚はその場ですぐ炭で焼いていただきました。なんと7匹食べた人もいるそうです。
馬越さん特性のピザもgood!おなか一杯いただきました。
夕食後は桃原さんが持ってきてくださった花火を贅沢に行いました。ここは大きなお兄さんたちが大活躍。独自に仕掛け花火を考案して皆を楽しませてくれました。
夜はもちろん恒例の交流会。大人もこどもも一体何時に寝たのでしょうか。
22日は午前中やはりダムからの放流で水かさが多く、川遊びは取りやめ。宿でうどんづくりを行ないました。阿子島講師を中心に、こねたり、足で踏んだり。かまどを宿の裏に作り、そこでは松下さんを中心に昨日のマスで燻製づくりも行いました。子どもたちは,出来上がる間、水かさが減った川で最後の川遊び。お腹の空いたところで、うどんとマスの燻製をいただき、とても好評でした。
最後に、先頭きって遊んでいただいた伊澤先生、お料理を作ってくださったお母さんたち、力仕事のお父さんたち、子どもたちと遊んだり、そのほか裏方で大活躍してくれた大きなお兄さんたち、昨年のノウハウを教えてくださった渡部さん、その他参加した皆さんありがとうございました。いろいろ至らない点もありましたが皆様のお力添えで楽しく幹事を務めさせていただきました。また来年、渡良瀬で会いましょう。
(家族連員・サマーキャンプ99年度幹事/長谷川裕輔・比呂子・記)

ニジマスのつかみどり。子供も大人ももえました。
つかまえたニジマスは皆のお腹へ
川遊びが出来なかった時は、手作りうどんに挑戦
1998年度のサマーキャンプは、1998年8月21日(金)〜23日(日の2泊3日で、栃木県から群馬県を流れる渡良瀬川の中流、群馬県東村の「わたらせ渓谷」で行いました。参加者は、47名でした。
東京から離れた場所ですが、豊かな緑と川の流れが歓迎してくれました。昼食は、いつものデイキャンプのようにみな手作り。夜は川のせせらぎの音をバックに子供たちはディベロップメンタル・サポーターの協力の下、子供たちだけの世界を作り、親は子供たちから離れ、ゆったりと時間が流れる非日常的な世界を楽しみました。特別参加のワンちゃんも、都会では味わえない自由さを満喫していました。

<参加感想・1>

デイキャンプは何度か参加したことがありましたが、宿泊キャンプは我家にとって初めての経験でした。
旅行と言うと車で家から現地へとただ座っているだけということが多かった子供たちにとって、荷物を持ったり途中でお弁当を買って食べたり、待ち合わせの時間を駅のベンチに腰掛けてまわりの風景をながめたりと、新鮮なものがあったと思います。
私たちは2日目からの参加でしたので、ようやく辿り着いた渓谷を横切る橋から、このあたりのはずだけど、と見下ろすと、はるか下から前日から参加の方々が「江副さーん」と手を振って下さいました。半日電車に乗って少々疲れぎみだった子供たちも、その声にとたんに元気になり河原に下りていくと昼食も食べずにただ川につかって遊びました。プールと違い浅い所あり深い所ありの変化に富んだ渓谷で、登りやすい岩を見つけたり魚の姿を追いかけたりと、水の冷たさも忘れている様でした。
夜はカラオケや花火大会に興じ、子供たちはまわりの人たちに優しくしてもらい、大人は大人で時間を気にせずおしゃべりを楽しみました。
翌日は前日に比べて一段と天気も良くなり、朝から川遊びに夢中になっていた子供たちは、今までより泳げるようになり嬉しかったと言っていました。
帰ってから一週間、北関東に大雨が降り各地の被害の様子をテレビで見て、今ごろ渡良瀬渓谷は大丈夫かなと家族で話したりしています。新しい所に行き、少しの時間立ち寄っただけでなく思う存分遊んだことで子供の心にもふるさとを思うような気持ちが生まれたのかもしれません
(家族連員/江副幸子・記)

<参加感想・2>

あー!終わってしまった。少し気が抜けたような感じです。
今回幹事をさせて頂きました。今までお客さんでしか参加していませんでしたが、やってみて分かる大変さを味わうことが出来ました。私は今までに、このような経験がないものでしたから、余計にそう感じたのだと思います。けれど楽しかったことも事実です。
元々、欲張りなたちですから、引き受けた以上は、この夏の思い出に残るような事を、いろいろやってみたいと思いました。そしてこのキャンプを引き受けた日からあれこれ考えていました。
狙いとしては、昼食づくりに子供達に積極的に参加してもらおうと思いました。勝手気ままにやるのもいいが、それならどこでもそうなってしまう。せっかく二泊三日のキャンプだから、食べることぐらいは自分でやらせよう。でなければたべられないぐらいの場面を作ってもいいかしら…。なんて少し乱暴かとも思いましたが、独断でそうすることにしました。
いろいろ考えた結果、ホイル焼きがいいと思いつきました。ホイル焼きは、材料だけ準備して、味付けにカレー粉やケチャップ、ホワイトソース、チーズにマヨネーズ、スイートバジルなどなどあらゆるものを用意しました。ですからそれぞれにいろんな味付けとなり、次に作るときに、より工夫をしてより美味しいものに挑戦してみたくなるのではないかなー?などと考えてみたり…。
そして好きな時に好きなように作れるから、声をかけたときに作らないと、お肉やベーコンが無くなってしまいます。それも無ければどう作ろうか。知恵を絞ってくれるかなー?結局、二日間ホイル焼きをメニューに入れました。初日に作ったものは、お肉が多すぎて中まで火が通らないものとか、ホイルの包み方が下手だったりで、上手に焼けなかったものがあったりでした。その経験と教える方の準備の手際の良さによって、二日目は、とっても上手に作れました。美味しいものを食べるために包み方を聞きに来たり、味付けを工夫して作ることを楽しんでくれたので、私としては、大変満足出来ました。
いつものキャンプとは違って、たらふく食べられなかったかもしれません。ただ今回は、私の中で、この共助連のキャンプをもっと意味あるものにしたかったのです。せっかく自然の中で一体となって遊ぶのだから、都会の便利さを捨てて、不便さを経験し、工夫をすることを楽しんで頂きたい。そうは言っても、車でちょっといけば何でも手に入ります。ですけど出来るだけ用意したものの中で工夫して、無駄のないキャンプにしたいと思いました。
いろいろなご意見もあろうかと思います。これからの参考にさせて頂きたいのでお知らせください。
それから、今回何の経験もない私が、なんとかこのキャンプを開けたことは、皆さんの援助があったおかげです。無理に誘ってアルバイト代をはたいて来てくれ、その上夜は子供達とカラオケで楽しませてくれた、文くん。そうそう文くんの歌声も初めて聞かせていただきまして、とっても嬉しかったです。自慢の声を聞かせてくれた良くん、子供達が大喜びでした。その中でも江副くんは大うけでした。
いつも火の番をしてくれた佐藤さんのご主人、初めてお目にかかりました。とっても味わい深い方でステキでした。流しそうめん、今度は私達も、やってみたいですね。
お父さん方の活躍もすごくて、重い荷物を何度も河原まで運んでくれました。帰ってから動けなくなってしまったのでは?
岡本君には、岩に登る子供達のお世話をありがとう。帰りの車では、口数が少なかったですね。
花火の時、お父さん方、奥村さん、藤堂さん、窪先生、それに文くんや、良くんなどなど子供達を見てくれたこと大変助かりました。私もゆっくりお酒を飲むことができました。
そして、予約になかった川戸ママと温泉でばったり逢えたことは、なぜだか、わからないけどとっても嬉しかった。
それから私事ですが、寝るときに我が家の下の子のお世話をしてくれたのは二郎君と荒井君です。初めて共助連のキャンプで子供だけで寝てくれました。
そして今まで夏は竹中さん、冬は川戸さんにこのキャンプの準備をいつもいつも引き受けて頂いていたことに、とても感謝します。
私からの提案ですが、こういう体験はみんながした方が、よいのではないかと思います。
共助連はある意味で、親たち、大人達のソーシャルスキルが出来るところだと思いました。失敗をさせていただける所のように思います。大人になっても私などは、まぬけで恥ずかしいことばかりしていますが、共助連では安心して自分を出せるような気がします。良い点、悪い点を含め、改めて自分を発見することも出来ます。是非この機会に利用してみてはいかがですか。
次は私が、という方がいらっしゃる事と思います。
(渡部清美・記)