中関村科学技術園区、国内外に向けて企業誘致を行なう
From:「人民日報海外版」 1999年9月16日3面

 中関村科学技術園区の建設のスピードを速めることを目的とした、海淀区環境紹介プロジェクト商談会が15日、北京にて行なわれた。400余りの多国籍企業、投資企業、ハイテク関連企業、不動産開発業者、金融機関が2日間にわたる企業誘致資金導入商談会に出席した。

 中関村の所在地である海淀区には、豊富な自然的資源および知的資源がある。同区内には北京大学、清華大学をはじめ各種大学が68校あり、中国科学院を代表とする各種科学研究機関が213ヵ所ある。科学院と工程院のアカデミー会員数は、全国アカデミー会員数の36%を占めており、毎年全国に向けて発表されるハイレベルの科学技術研究成果は、数千件にのぼっ
ている。注目を集める中関村は、中国初の国家レベルのハイテク開発テスト区として、1988年に建設された。現在、中関村地域にはハイテク関連企業が4,500社あり、売上高は総額451億元に達している。中関村の全面的開発・建設を推し進めるため、海淀区では、市場経済の法則に基づいて、様々な方法を通じて資金を調達している。国内外からの投資により、中関村科学技術園区の建設促進が心より望まれている。