科技大学校長:中関村サイエンスパークが必ずしも中国のシリコンバレーに成るとはかぎらない
    From:中国経済時報、3.15

    中国全国人民代表、中国科学技術大学校長朱清時がインタビューで記者の質問に答えた:中関村サイエンスパークはまだ遠い存在である。中国には今までシリコンバレーを形成する「土壤」がない。中国第一のシリコンバレーが必ずしも中関村サイエンスパークではない。
    「中国経済時報」の報道で朱はアメリカのシリコンバレーから帰ったばかり、1月にアメリカ一流大学を訪問した。全アメリカの優秀人材がシリコンバレーに集まっているどうして皆が行くのか。原因は税金と改革が会社の成長に適応したから。また、あの場所はIC産業中心となっている。

    朱:シリコンバレーに人材を吸い寄せているのは「制度」である。ペンチャー・キャピタル投資(リスクのある)はアメリカでは完全な投資方式だが中国ではまだ制度に成ってない。
    記者:外国のペンチャー・キャピタル投資のようなものは既に導入されている
    朱:導入されていてもまだ提唱の法律システムがない。だれもペンチャー・キャピタル投資する気持ちを持たない。合肥市(大学のある)は、われわれの「人機対話」項目に投資したがすぐ収益を得られるつもりいる。
    朱:わが国の会社は、まず、ペンチャー・キャピタル投資のことはさておいても、第二の問題として、中関村サイエンスパークに入った企業は二股をかける、ひと股が大企業と国の事業に依存して、もう片ほうは自分の企業である。風険を受けず一旦企業が崩れてもだれも貧困にならない。シリコンパレーの人間と違って一生懸命の精神はない。あの危機感がない
    真のシリコンパレーには三つの要素がある。
    第一、人材、一流の人材は現地だけではない、現在は交流が簡単になって、人材育成の条件が良いと全世界の人材が集まる。シリコンパレーには全世界の有能人が集まった。
    第二、残酷な競争制度。一生懸命にならないと一流の成果が出ない。
    第三、ペンチャー・キャピタル投資の完全な制度。ペンチャー・キャピタル投資したい人がいるだけではなく、また法律の保護が必要である。例、投資家は10個の中1個が成功した、しかし利益を得られない。会社側が裏帳簿を持っていた。わが大学のある会社でも対外用のひとつの帳簿、自分内部のもうひとつの帳簿をもっていた。それでは投資家が負ける選択しかない。アメリカの投資家はわれわれの工作を分からない。

    以上の話で朱は中関村サイエンスパークはまだ遠い存在である。真のシリコンパレーではないと認識している。