発達共助連の行事予定についてはここをクリック

☆リーバイ・ストラウス・コミュニティ活動推進基金より「DS養成・技術向上拡充事業」への助成の継続が決定

この度、リーバイ・ストラウス・コミュニティ活動推進基金(座ID算法仁日本国際交流センター内)に対し助成申請中であった「DS養成・技術向上拡充事業」について、同基金より助成決定の通知を頂きました。決定助成金額は、申請金額と同じ140万円、期間は2002年4月〜2003年3月です。
同基金が、初めて発達共助連「DS養成・技術向上事業」に助成を決定されたのが、1999年11月。しかも、同基金の担当の方が、発達共助連のホームページをご覧になり、同基金への助成申請を促されてのものでした。そして、同基金の助成を受けたことが、特定非営利活動法人格の取得申請を決断するきっかけとなったこと、そしてDS活動の充実を通じ連全体が活性化し、現在の「発達支援室」開設へと繋がって言ったと言っても過言ではないと思います。
この点、そして今回の助成決定に対し、同基金に大いに感謝したいと思います。
今回も「引き続き全国のモデルケースとなるよう尽力されることを期待したい」との講評を頂いています。
責任の重さも痛感すると共に、ますます発達共助連がしっかりした基盤を確立する必要性を痛感します。

☆発達共助連「発達支援室」を開設しました

国立大蔵病院が国立小児病院と統合され、この3月1日より国立成育医療センターとして、スタートしまし
地図をクリックすると大きな地図が見られます
た。当然のことながら、これまで、「心身の不適応児」へのチーム医療を進めてきた国立大蔵病院成育心理外来も実質的にさる2月12日の発達精査診断カンファレンスをもってその幕を閉じました。
国立成育医療センター(以下・新センター)からは発達共助連に対し、これまでの成育心理外来同様の連携を要請されています。
新センターはチーム医療の拡充、こころの問題に配慮した医療の展開、成育医療ネットワークなど幅広いネットワークの形成とその推進、従来の国立病院の枠を越えた教育機関・福祉施設等を含む諸機関ならびに地域との連携、軽度発達障害児や不登校児を含む思春期に多い精神心理疾患に対する継続的医療等の展開、そしてこうした医療の在り方、成育医療の最新情報の全国発信などをその理念としています。
こうした新センターの理念は、発達共助連が理念として掲げ、主として自ら、時には医療機関・教育機関と連携して実践してきたネットワークケアの方向そのものでもあります。
しかし、新センターが正式に発足する現在にいたって、医療現場の体制が理念通りには整わず(特にスタッフの配置とその数)、当面は大蔵病院成育心理外来同様のチーム医療がなされるか可能性は大きくないと判断せざるを得ません。
従って、発達共助連としては、当面新センターの今後の動向を期待を込めて注視する一方、独自性をさらに高めるため、懸案であった発達共助連自前の発達支援室(連絡事務所兼用)を、地下鉄丸の内線「新高円寺」駅近くに2002年3月1日より開設しました。
この発達共助連「発達支援室」は、発達共助連の基本的な理念である「治療・教育資源のネットワーク」を効率的に行うための拠点となります。同時に、大蔵病院成育心理外来の実質的な生みの親であり、中心的存在であった発達共助連専任セラピスト・伊澤正雄さん、畔上理佐さん、前田かおりさんによるセラピーを各週1回実施しています。
また、発達支援室ではDSに対するスーパーバイズを行うと共に、DS活動の拠点ともなります。
いままで、分散していた事務機能も徐々にここに集約していきます。
これにより、発達共助連は第2の草創期に入ります。

GE横河メディカルシステム株式会社主催の「Essay大賞」大賞受賞者・長尾松代さんから、賞金の半額をご寄付頂く

医療器具メーカーのGE横河メディカルシステム(株)が社会奉仕の一環として毎年実施しているものに「GE横河メディカル・Essay大賞」という、Essayのコンテストがあります。その大賞受賞者(一人)は、賞金100万円の半額50万円を、受賞者指定の医療福祉施設団体に寄付する規定になっているとのことです。
その今年の受賞者の方が、発達共助連を寄付先に指定されたのです。不登校や引きこもりに関心がある元教師の長尾松代さんですが、発達共助連と全く関係のない方です。その方が、ホームページをご覧になって、「ここだ!」と思われたそうです。とても嬉しい話です。そのEssay、以下のホームページに掲載されています。参考になると思いますので、是非ご覧下さい。

http://www.gemedical.co.jp/company/essay/index.html

発達共助連という分かりにくい組織について、ホームページをご覧頂いただけで、当連への寄付を決められた松尾さんには、心より敬意と感謝を申し上げます。また、こうした機会を提供されたGE横河メディカルシステム株式会社のEssay大賞システムの斬新さにも敬意を表します。
松尾さんおよびGE横河メディカルシステム社のご好意には、発達共助連活動を一層活発化させ、ネットワークケアをより充実させると共に、その重要性、必要性を積極的に広報し、同様な組織が全国に出来ていくことをサポートすることによって報いたいと思います。

☆DS養成・技術向上講座2001を開催しました


2001年のDS講座を、以下の2日間の日程で行いました。
(DS=発達支援者について、詳しくは<DSの活動>ページをご覧下さい。

日時:9月9日(日)  9:00〜15:00
   9月16日(日) 10:00〜15:00

内容
・9月9日(日) 

  • 9:00〜10:30
    テーマ「障害とDSの留意点」
    講師:春田和子さん(旭出養護学校)
  • 11:00〜12:30
    テーマ「LD・ADHD・自閉症とDSの留意点」
    講師:奥村朋江さん(国立大蔵病院・王子クリニック・練馬区心障者センター)
  • 13:30〜15:00
    テーマ「思春期への対応」
    講師:畔上理佐さん(国立大蔵病院・スクールカウンセラー/臨床心理士)

9月16日(日)

  • 11:00〜12:30
    テーマ「発達共助連とDSの役割」
    講師:五十嵐 寿さん(元小学校教諭・あい塾主宰)
  • 13:30〜15:00
    テーマ「発達共助連とDSの役割
    五十嵐 寿さん(元小学校教諭・あい塾主宰)
    伊澤正雄さん(国立大蔵病院)

☆リーバイ・ストラウス・コミュニティ活動推進基金からの助成、2001年も継続決定!   (2000年12月)

ご存知のように1999/2000年度に、「ディベロップメンタル・サポーター(DS)技術向上事業」の実施に当たって、アメリカのジーンズメーカー、リーバイス社の「リーバイ・ストラウス・コミュニティ活動推進基金」(財団法人日本国際交流センター内)から、80万円の助成を受け、事業を実施することができ多大の成果を収めました。今年度も2000/2001年度の「DS技術向上事業」実施について、同基金の助成を申請していましたが、さる12月11日、同基金から、前年を上回る100万円の助成が決定した旨の連絡を受けました。
今回の同基金の助成については、全国から123団体より助成の申し込みがあり、そのうち発達共助連を含め18団体が同基金の助成を受けることになったとのことです。
「選考にあたっては、独創的な事業であるか、一過性のイベント型ではなく継続的か、広く社会に波及効果をもたらすか、事業計画が具体的で実現可能か、日本社会にとって緊急の課題であるか、地域に根ざした活動であるか、団体の財政が健全で事業予算が適正か、公的資金や他の助成財団からの資金を得にくい内容か、単にサービスなどを提供するだけでなく問題を解決する力を持つか、青年層を担い手とする事業であるか、などが審査基準となりました。外部審査委員による審査および当基金審査会にて長期にわたる厳正なる審査をした結果、以下の18団体に助成を決定いたしました。」(同基金ホームページより)とのことです。
発達共助連については「DS養成・技術向上事業の成果が確実にあがっている」との評価も頂きました。「病院との連携で市民団体がサポートするという他に例を見ない先駆的な発想を高く評価する。成果の普及に努力され、全国のモデルケースとなるよう今後の発展に期待したい」とのコメントも昨年に続き頂きました。

☆発達共助連、特定非営利活動法人(NPO)の認証受ける
(2000年11月)

発達共助連では、2000年7月13日、東京都に対し特定非営利活動法人(NPO)の認証申請を行い、11月10日付で、東京都から認証を受けました。これに伴い、11月17日、東京法務局に対し特定非営利活動法人設立登記を行いました。
ここに発達共助連は特定非営利活動法人として正式にスタートを切ったことになります。

☆DS(ディベロップメンタルサポーター)技術向上講座を開催                                  (2000年6〜7月)

発達共助連では、医師、カウンセラーおよび親との間に立ち、子供の伴走者として、子供たちが生き物としての力を取り戻せるよう、子供たちにより近い視線で活動するDS(ディベロップメンタルサポーター)の養成確保に努力しています。このたび、その一環としてDS養成・技術向上講座を以下の日程で開催しました。この事業は、リーバイ・ストラウス・コミュニティ活動推進基金の助成を受けて実施されました。
詳しい報告は「DSの活動」ページに掲載しています。

☆リーバイ・ストラウス・コミュニティ活動推進基金からの助成決定!      (1999年12月)

アメリカのジーンズメーカー、リーバイス社の「リーバイ・ストラウス・コミュニティ活動推進基金」(財団法人日本国際交流センター内)に対し、発達共助連活動への助成金交付を申請ていましたが、このほど、同基金より、申請していた「DS技術向上事業」に対し、助成が決定された旨、通知がありました。
まず、ヒアリングもなしに我々発達共助連を提出文書とホームページのみによって信用していただいた同基金の度量の大きさに感謝します。
同基金を有効活用し、助成申請事業である「DS技術向上事業」を積極的に展開し、今後の発達共助連発展のために役立てていきます。
なお、助成決定に当たって同活動基金より次のような「審査評価」が、来ております。

「不登校や学習障害などの症状をもつ子供たちを、病院との連携で市民団体がサポートするという他に例を見ない先駆的な発想を高く評価する。DSとして青年層を活用していることも当基金の趣旨に合致する。当面は大蔵病院を中心とした地域限定的な活動であるようだが、成果の普及に努力され、全国のモデルケースとなるよう今後の発展に期待したい」

やや過大な評価をいただいた気もしますが、これにより、逆に今後の発達共助連の活動が問われることにもなります。

☆発達共助連行事への参加が学校出席にカウント(1998年)

不登校の生徒さんたちへ
現在不登校状態の生徒さんが,共助連の月例会やデイキャンプに参加した場合,その学校の校長裁量で,学校への出席としてカウントされる可能性があります。(これまでのすべてのケースでカウントされました。)詳しくはカウンセリング電話にておたずね下さい。

☆2002年10月デイキャンプ

日時:10月19日(土)
場所:中津川河川敷(厚木市郊外)の予定

今年度最後のデイキャンプです。詳しくは、共助連通信をご覧になるかhk_info@asbl.co.jpまでお問い合わせ下さい。

☆2002年10月例会

日時:10月26日(土)午後3時〜5時30分ごろ
場所:世田谷区砧図書館(成城学園下車)

テーマ:ロールプレイ
講師:田辺 朋江さん(国立成育医療センター心理士/発達共助連理事)
畔上 理佐さん(発達共助連専任セラピスト)

<内容> 講師のレターより
「今回で3回目になるロールプレイです。寸劇のようなものですが、日常的な場面の中の『子どもの役・子どもの気持ち』『親の役・親の気持ち』と取り上げる予定です。『こんな言葉を子どもに投げかけられたら、親としてなんと返す?』『こんな言葉を親に投げかけられたら、子どもとしてどう感じる?』ロールプレーを通して、あれこれ感じたり、考えたり、他の方といろいろな気づきを共有したりするきっかけを作りお手伝いできればと思います」
詳しくは、共助連通信をご覧になるかhk_info@asbl.co.jpまでお問い合わせ下さい。

☆10月カラオケ会

日時:10月12日(土)PM1:00〜5:00
場所:阿佐谷駅前「オンチッチ」

☆10月「しゃべろう会」

日時:10月15日(火)PM1:00〜5:00
場所:発達支援室
アドバイザー連員の五十嵐寿さんを囲んでの、お母さん方だけのしゃべろう会、気軽にご参加下さい。

☆こまえ乗馬フェスティバル

今年で7回目を迎える「こまえ乗馬フェスティバル」が下記の通り開催されます。発達共助連も実行委員会に加わって、参加しています。
日時:10月13日(日)
場所:狛江市多摩川河川敷
詳しくは、共助連通信をご覧になるかhk_info@asbl.co.jpまでお問い合わせ下さい。

☆誰でもサッカー!2002年10月

2006年ドイツをめざせ!? 共助連アドバイザー連員(セラピスト)・前田かおりさんの主催するフリースクールKOPPIE主催の「誰でもサッカー」。運営は、共助連連員の若者中心です。
10月日程:10月9日(水)、10月23日(水)何れもPM2:00〜4:00
場所:狛江市民グラウンド

☆2002年11月例会

日時:11月9日(土)午後3時〜5時
場所:阿佐ヶ谷「青蘭」(杉並郵便局裏)

11月の月例会は、趣向をがらっと変えて、連員・望月恵理子さんの「マリンバ演奏」(これが本職)を楽しみます。
前半は子どもたちも楽しめるような曲目を中心に行い、後半は本格的な演奏をしていただきます。

詳しくは、共助連通信をご覧になるかhk_info@asbl.co.jpまでお問い合わせ下さい。